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政治家

森会長を辞任させたのはマスコミ?長女の発言も切り取りで悪質?

 

こんにちは、kanaです。

森会長は女性蔑視発言が問題視され、東京五輪の大会組織委員会の会長を辞職しました。

女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」といった発言は、世界で問題視され、今回の辞任にいたったわけですが、一部、マスコミが、森会長の発言から、印象の悪い一文だけを切り取り、大きく騒いだせいであるという声も聞かれます。

森会長にとどまらず、森会長の家族にも取材し、森会長の長女の発言に対しても切り取りが行われたことで「マスゴミ」とも言われるほど、ネットではマスコミに対して批判がでているようです。

 

そこで今回は「森会長を辞任させたのはマスコミ?長女の発言も切り取りで悪質?」と題しまして、今回の森会長辞任にいたるまでのマスコミの報道についてまとめていきたいと思います。

 

この記事でわかること
  • 森会長を辞任させたのはマスコミ?
  • 森会長の長女の発言も切り取りで悪質?

 

森会長を辞任させたのはマスコミ?

小藪の発言

2月12日に毎日放送「ミント!」に出演していた、お笑い芸人の小籔千豊さんの森会長辞任のニュースに対しての発言を東スポWebが報じています。

 

〝女性蔑視発言〟が発端となったが、小藪は「一部の発言を切り取って、印象を強めようという報道は別に今回だけでない」とした上で「僕も最初ネットかなんかで文字見たとき『あ、えらいこと言いはったな』と思ったんですけど、全文読んだら、たぶんみんな印象変わると思うんですよ」と分析。

さらに「別に今回だけじゃなくて、どっかの市長の発言も切り取ってバン!って出たら『えらいこと言うたんやな』と。でも全部のこと見たら『そらしゃあないわ』って人、多かったと思うんです。変な発言したから『おい責任とれ! 辞めろ!』っていう空気にするなら、変な切り取り方して、後任決まらへんような状態にした報道の仕方をした人も、辞任とかせなあかんのちゃうかなと」とメディアにも責任ありとした。

引用元:東スポWeb

 

私も、小藪さんと同様、報道を聞いた時は「女性を普段から差別的にみている人の発言だな」と感じました。

しかし、全文を読むと、その印象が少し違ってみえました。

 

森会長の女性蔑視・発言全文

2月3日の「女性蔑視問題」とされた森会長の発言の全文がこちらです。

 

【3日のJOC臨時評議員会での森会長の女性を巡る発言】これはテレビがあるからやりにくいんだが、女性理事を4割というのは文科省がうるさくいうんですね。だけど女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります。これもうちの恥を言いますが、ラグビー協会は今までの倍時間がかる。女性がなんと10人くらいいるのか今、5人か、10人に見えた(笑いが起きる)5人います。

女性っていうのは優れているところですが競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね、それでみんな発言されるんです。結局女性っていうのはそういう、あまりいうと新聞に悪口かかれる、俺がまた悪口言ったとなるけど、女性を必ずしも増やしていく場合は、発言の時間をある程度規制をしておかないとなかなか終わらないから困ると言っていて、誰が言ったかは言いませんけど、そんなこともあります。

私どもの組織委員会にも、女性は何人いますか、7人くらいおられますが、みんなわきまえておられます。みんな競技団体からのご出身で国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。ですからお話もきちんとした的を得た、そういうのが集約されて非常にわれわれ役立っていますが、欠員があるとすぐ女性を選ぼうということになるわけです。

引用元:スポニチアネックス

 

JOC臨時評議会での発言時は、全文の内容にもあるように、周りから笑いが起きるような和やかな雰囲気で話されているようですね。

みなさんどう感じられたでしょうか?

ここを問題発言だけを切り取って報道されると、事実とは少し違っているのではないかな?と私は感じました。

 

マスコミに対するネットの声

ネット上でも様々な意見が見られました。

 

飛び込んでくる情報だけをうのみにしてしまいがちですが、それは本当に真実なのか?という視点をもつことの大切さを感じました。

 

辞任会見の森会長の発言

 

そして、辞任会見の森会長の発言はこちらです。

 

「きょうをもちまして会長を辞任いたそうと思っています。大事なことは、オリンピックをきちんと7月に開催することで、私がいることで準備の妨げになってはならない」と述べて、会長の職を辞任する考えを明らかにしました。

そのうえで「私自身は女性を蔑視するとかそういう気持ちは毛頭ありませんし、これまでも障害のある人、ない人、すべて同じように扱って議論してきました」と釈明し「このひと言でこうなったことは私自身の不注意もあったが、長い83年の歴史の中で本当に情けないことを言ったもので、皆様に大変、ご迷惑をおかけした」と悔しさをにじませました。

引用元:NHK Newsweb

 

真実を見るようにと意識してみても、NHKの報道をみると、森会長の無念が可哀想に感じてしまします…

 

 

森会長の長女の発言も切り取りで悪質?

 


森会長の辞任を受けて、長女が「父が問題を理解するのは年齢的に難しい」と発言したことが、年齢差別と話題になっているようですね。

こちらも切り取りによる印象の操作という意見があります。

 

 

長女、孫へのインタビュー全文はこちら

 

ここまでくると、マスコミの操作感が出てきた感じがしますね。

こちらに関しても様々な意見がありますが、トレンド入りした「森喜朗 長女」という内容のツイートに関しては、年齢差別をした長女への批判より、一般人の長女まで追いかけるマスコミに対する批判が多くありました。

 

一つの出来事でも切り口を変えると、よくも悪くもなってしまいますね。

この一連の騒動では本当に、真実や本質を見抜ける目が必要だなぁと感じました。

 

まとめ

 

森会長の辞任を巡ってマスコミに対する批判がでていることを受けて、今回は「森会長を辞任させたのはマスコミ?長女の発言も切り取りで悪質?」と題しまして、マスコミが報じた内容についてネットの声を交えながらまとめてみました。

つい、流れてくる噂話や、報道内容を鵜呑みにしてしまいがちですが、本当に真実なのかという視点を忘れず持っていたいなと感じました。

 

それでは今回はここまでとなります。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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